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Beoga (ビョーガ)

アコーディオンが滅法良いのが  Beoga  というバンドです。 楽器 編成は、アコーディオン、アコーディオン/ギター、ピアノ、バウロン、フィドル/ボーカルという感じ。(調べるまでわからなかったけど、ダブル・アコーディオンなのか) 以前はアイリッシュ・フォークに期待するのはフィドルとかホイッスルとかのモダンでない音だったので、ジャズっぽい雰囲気もあるこのシティ派(?)フォーク・バンドの曲は食わず嫌いしてました。色んなバンドの曲を聴くようになってから改めて聴いてみると、感じ方も変わって来まして。 最新のアルバム Carousel は以前の曲とは全く別ものになってしまっていて、もうフォークっぽさはほとんど感じないのでちょっとついて行けてませんが、アーティスト自身も Spotify で「私は彼らの初期のものが好きです」(Google翻訳)というプレイリストを公開していたりするのが面白い。 これの最初の曲 Mischief なんかは、RPGのBGMにありそうな曲です。

Goitse (ゴイチェ)

( 読み方、「ゴイチェ」であってるかしら) とにかく、このアルバムがカッコいいです。 アイリッシュ・フォークのカッコよさというと、疾走するフィドルやホイッスルとかだったりしますが、  Goitse  はちょっと違う感じ。バウロンとバンジョーがポンポン弾んでいくのが気持ち良くて、レゲエみたいなモッタリ感がある曲もある。 ボーカルの声も、甘いだけじゃなく一筋縄ではいかない個性に中毒性があります。 楽器 編成は、バウロン、フィドル/ボーカル、ギター、アコーディオン/ピアノ、バンジョー/ブズーキ/マンドリン/ウード(何これ?)、の5人。 アルバムの5曲目の The Queen of Argyll は、 Silly Wizard  のカバー。 これも、小節がきいた日本の民謡みたいな声で耳に残る。

Ten Strings and A Goat Skin (テン・ストリングス・アンド・ア・ゴート・スキン)

カナダの3人組。シンプルで個性的な 楽器 編成(フィドル、ギター、バウロン)そのままのバンド名が素敵。 公式サイト にはアクセスできないし、  Twitter  も  Facebook  も  YouTube  も更新止まってるけど... これは出だしが  Lúnasa  の Morning Nightcap と同じ。( Napoleon's ってどういう意味?) The Drunken Police Car (酔っ払い運転のパトカー)っているタイトルにぴったりの乱暴な演奏で定期的に聞きたくなる。(でも元々は  Wedding Reel  っていう Tune なんだ...) CDジャケットのカラスは アランジアラロンゾ の「わるもの」みたいでかわいい。

Lúnasa (ルナサ)

明るい曲というとこれも。 タイトルはかなり下品な意味らしいので説明しません(笑)。 曲の種類 で2/4拍子の Polca (ポルカ)というのがありますが、これが入っていると雰囲気がだいぶ変わります。 アイリッシュ・フォークとかでは、演奏のひとまとまりの事を Set (セット)といって、その中に複数の Tune (チューン)があるのが多いです。要するにメドレー。 アルバムに収録されてる Set がどんな Tune で構成されているか分かりやすくまとめている サイト があって、例えば前の曲 (The Dingle Berries) は このアルバム の6つ目の Set で、3つの Tune から出来てます(Slide が二つ続いたあと、 Polca が二つ)。 同じ Tune の別の演奏を聴き比べるのも楽しいです。最後の Polca (Trip to Dingle) を YouTube で検索すると、こんなカッコいいのもある(速弾きしすぎて、適当になってるところは目をつぶりましょう)。 因みに、映画「タイタニック」のダンスシーンの Set の二つ目の Tune も Polca 。 Lúnasa の話に戻りまして、 楽器 編成はフィドル、アイリッシュ・フルート/ホイッスル/バウロン、イリアン・パイプス/ホイッスル、コントラバス、ギターという感じ。 私的にはイリアン・パイプスの印象が強いです。 やっぱり代表曲はどうしてもこれなのかなー。 Morning Nightcap (朝の寝酒)というのは、なかなかに堕落した曲名で良い感じ。

The Outside Track (ザ・アウトサイド・トラック)

ハープが印象的なバンドといえば、 The Outside Track も。これも男子が一人の準ガールズ・バンドかな。カナダとかスコットランドとか、メンバーの出身はアイルランド以外も色々。 楽器 編成は、フィドル、アコーディオン、ハープ、ギター、アイリッシュ・フルート、の5人。ドラムセットが入ってたりするけど、あまりドンガラガッシャンしないので、それほどに目立ちません。 ひたすら明るいこんなもあります。歓喜する羊っていうタイトルにぴったり。

Mick, Louise & Michelle Mulcahy (ミック,ルイーズ&ミシェル マルケイ)

おじさん一人に女子二人、というアイリッシュ・フォークでなくても珍しいメンバー編成のバンド。調べてみたら、お父さんと娘らしい( Mick がお父さんで Louise & Michelle が娘)。 アイリッシュ・フォークに独特の(?)弾む感じとかドライブ感がない代わりに、硬い宝石ののような美しさがあります。 楽器 編成は、アコーディオン、アイリッシュ・フルート/イリアン・パイプス、フィドル/コンサーティーナ/ハープ、という感じ。 ハープが好き。

Slide (スライド)

前回の  Ímar  からのいもづるで見つけたバンド。 Spotify のアーティストのページには、アーティスト自身が作ったプレイリストも載せられるようになっていて、 Ímar の "Imar On The Road" というプレイリストにあったバンドの一つが Slide  です。 4/4拍子の Reel (リール)や6/8拍子の Jig (ジグ)など、アイリッシュ・フォークには曲の種類がいくつかあって、その中の一つに12/8拍子の Slide というのがあるんですが、バンドの名前はそこから取ったもののようです。音楽の種類をバンド名にしてしまうというのはどうかな? という気がするんですが(日本で言うと、バンド名を「河内音頭」にしちゃう感じ?)、 Slide 以外の曲も全然演奏します。 楽器 編成は コンサーティーナ、フィドル、ブズーキ、アイリッシュ・フルート/バウロン/ピアノ、という感じの4人(+後から参加した ギター/バウロンの Dave Curley)。 特に好きな曲がこれ。 イントロのピアノの美しさに引き込まれます。 それからこれ。 癒しというよりも、人生に慰めを与えてくれるメロディー。 Slide の曲は、スピーカでだと何かガチャガチャして聴こえるので、イヤホンやヘッドホンの方が聴いた方が良いような気がします。

Ímar (イーマー)

Spotify はアーティストのページに「ファンのお気に入り」というメニューがあって、そのアーティストをフォローしている人が、別にどんなアーティストをフォローする傾向があるか見れます。 O'jizo  のだとほとんど日本人のバンドなんですが、なぜか一個だけ入ってた外国のバンドが  Ímar  です。 で、初めて聴いたのがこの曲でしたが、たまげましたね。 アコースティック・バンドなのに、このテクノっぽい冷たい音はなんだろう。ブズーキとコンサーティーナとイリアン・パイプスでユニゾンすると、こんな音になるんだろうか。キーボードとかコンピュータで出してる音はどれぐらい入ってるのかしら。バウロンやブズーキも、かなり存在感があります。 因みに、Ímar というのはアイルランドのバイキングの王様の名前らしいですが、メンバーはスコットランドのグラスゴーに住んでいて、アイルランドの出身者は一人だけとのこと。 楽器 編成は、バウロン、ブズーキ、コンサーティーナ、イリアン・パイプス、フィドルの5人。ギター持ってる動画とかもある。

Star of the County Down (スター・オブ・ザ・カウンティ・ダウン)

伝統的な曲の楽しみの一つは、色々なアレンジを聴きくらべることだと思います。あまり歌のついた曲は聴かないのですが、 Star of the County Down は例外的に好きです。 むさくるしい男達バージョン。 ピアノ伴奏。歌声で歌い上げる。脳内イメージはモノクロ。 やさぐれてロックなやつ。 男前。Spotify の公式プレイリスト "Irish Fork - Ballads" のチョイス。ゲームのサントラから(!)。

Michael McGoldrick (マイケル・マクゴールドリック)

という経緯で、私の Spotify 音楽いもづる生活が始まったわけです。 で、次に見つけたのが Michael McGoldrick  のこの曲。 アイリッシュ・フルートにタブラ! もう何でもありだな。。。 でも、パタパタいう感じがバウロンに似てなくもないので、こういうのもありです。 Michael McGoldrick は Flook  の初期メンバーで、 楽器 はアイリッシュ・フルート/ホイッスル/イリアン・パイプス。作曲もする。 後半の Trip to Herve's も彼の作曲。のびのびとした良い曲です。 追記(2020.12.29): Road to Errogie  とすごく似ているので、今まで同じ曲( Tune )だと勘違いしてました。 このアレンジの最初に入っているケチャみたいなボイス・パーカッションは、コナッコル(konnakol)っていうインドのものみたい(詳しいことはしらんけど)。 それにしても、アイリッシュ・フォークとかとインド音楽は不思議と相性がいい気がする。

Flook (フルック)

2016年以降はCD期というか、今まで書いたバンドに加えて、Altan (アルタン)なんかのCDも買ったりして、しばらくアイリッシュ・フォークばっかり聴く時期になりました。 その後、 錦糸町の盆踊り を見に行ったのがきっかけで、河内音頭というか 河内屋菊水丸 の(小節が効いているというより)小節まみれのに声にどハマりし、弾丸で大阪の盆踊りを見に行ったりしてしまうようになり、しばらくアイリッシュ・フォークから離れていました。 さらに月日は流れて2018年の初めごろ、どんなきっかけか忘れましたが Spotify を使うようになり、そこで出会ったのが  Flook  です。 それまでCDで聴いていたバンドは、色々個性はあると言っても The Bothy Band の延長にあるもののように感じていましたが、 Flook のこの曲は全く別物だったので衝撃を受けました。 Flook のメンバーは北アイルランドとイングランド(ということは所謂イギリス)の出身で、国としてのアイルランドの人はいないようです。 楽器 編成は、ホイッスル/アイリッシュ・フルート、(アイリッシュじゃない)フルート/アコーディオン、ギター、バウロン、の4人。笛が2本あるというのと、Brian Finnegan の笛と John Joe Kelly のバウロンの超絶技巧(だと思う。演奏しないので知らんけど)が印象的。 勢いで2018年の来日公演(東京)にも行ってしまい、 Sarah Allen の一本足奏法(難しいとは思うけどそんなに見栄えはしない)も見ました。 John Joe Kelly がバウロンのソロで5~10分ぐらい演奏してたのは凄かった。日本のアイリッシュ・フォークのファンはクラシックから流れて来た人が多いのか、客席がかなり行儀よくしていたのでメンバーは戸惑っていたようでした。他の国だともっとウェーイな感じになるんだと思う。

Dervish (ダーヴィッシュ)

前回、 O'Jizo について書きましたが、その中心メンバー(リーダー?)の豊田さんがアイリッシュ・フォークを始めるきっかけになったバンドが  Dervish  なんだそうで。 因みに、Dervish というのはスーフィーの修道僧のことらしく、ちっともアイルランドな名前ではありません。綴りはちょっと違いますが、 ダルビッシュ (Darvish) 投手の名前もこれです(名前がそうなだけで、本人はムスリム(ましてやスーフィー)ではないらしい)。 メンバーの入れ替えはあったみたいですが、 楽器 編成はだいたい、アコーディオン、アイリッシュ・フルート/ホイッスル、マンドリン、ブズーキ/ギター、ボーカル/バウロン、フィドル、という感じ。(同時に鳴ってると特に)ブズーキとマンドリンを聴き分けられないんですが、複弦がザンザン鳴ってると「 Dervish だなー」と思います。 The Bothy Band  がややモサッとしていたのに比べると、どの曲もシュッとしていてかっこいい。 (たぶん)ゲール語の歌も。 これはライブ音源なので、CD版だと直前にちょとしたゲール語講座が入っていたりします。

O'Jizo (オジゾー)

翌2016年、今度はセントパトリックスデーパレードではなく、(以降、例年の楽しみになった)緑のビールを飲むのが目的で アイラブアイルランド・フェスティバル に行きました。そこで出会ったのが  O'Jizo  という日本人のバンドです。このことがなかったら、アイリッシュ・フォークも、ガムランとかフォルクローレとかと同じように、たまに聴く好きな民族音楽の1ジャンルにとどまっていたかもしれません。 このとき  The Bothy Band  以外のバンドのアイリッシュ・フォークを聞きたいと思っていて、2枚のCDを買いました。1枚はCD販売コーナーの方のお勧めで買った、Dervish の ベストアルバム (Decade) 。 もう1枚が、O'Jizo の  Highlight  です。もし、アイリッシュ・フォークでどのアルバムが一番好きかと聞かれたら、私はいまだにこれと答えます(Spotify で聴けないのが非常に残念です)。 当日、O'Jizo はメインステージでの演奏もありましたが、たしかそれが終わってから、会場内の小さな演奏コーナーでの演奏がありました。そこで聞いた Si Bheag Si Mhor が非常にやさしく美しくて感動したので、CDを買ったわけです。以下は、CDに入っていたリーフレットに書いてあったこと。 日本でなぜ日本人がアイルランドの伝統音楽を演奏するのかという根本的な問題に関わりますが、自分はアイルランドの音楽をアイルランド人のように流暢に弾きたいとは思っていません。それだけならばアイルランド人を連れてきた方がよほど早いでしょう。むしろアイルランド人に弾けないような面白い音楽としてアイルランドの音楽を演奏したいのです。 (豊田耕三「これからアイルランド音楽を始めるあなたに」) ここでは、クラシックを含む日本の音楽環境で育った人間がアイルランドの音楽を演奏することで、「本場」のものとはまた違った魅力のある音楽が生まれる、ということを言っています。O'Jizo の音楽は、なんというか「日本っぽい」ので、耳にすんなり入ってきます。アイリッシュ・フォークはもともと日本人にも耳なじみが良い(聞いたことはないけど懐かしい感じがする)曲が多いと思いますが、それが...

The Bothy Band (ザ・ボシー・バンド)

Ingress (イングレス)というスマホゲームを2014年末に緑チームで始め、そのコミュニティに参加するのに今はなき Google+ も始め、そのヘッダーとプロフィールのアイコンに適当な緑の画像を探していたところ、たまたま見つけたのが緑色に染まった セントパトリックスデー の写真でした。 そういう縁で2015年の3月に原宿のセントパトリックスデーパレードを見に行き、ついでにそこでチラシを配っていた アイラブアイルランド・フェスティバル にも寄りました。ただし、その時は特別アイリッシュ・フォークに興味を持ったという記憶はなく、今なら Beoga (ビョーガ)のステージは絶対見逃さないはずですが、その時は全く知らずもったいないことを。 でもなんとなくアイリッシュ・フォークのことが気になりだしたようで、むかし買いそろえた各国の民族音楽のCD30枚セットのうち、「ケルト」のCDを聞く頻度が多くなり、それの1曲目に入っていたのがこれ。   なんというか、ケルズの書みたいに音が繰り返し渦を巻く感じが気に入っていました。ブレイブハートという映画にやや気のふれたアイルランド人いて(確か、アイルランドに上陸したときに「俺の島だー!」とか叫ぶ)、そのイメージとも重なるところもあり。 その後もっとこういう曲が聴きたくなって The Bothy Band のアルバムを何枚か買い、そればっかり聴く時期がしばらく続きます。 楽器 編成は、アイリッシュ・フルート、ホイッスル、フィドル、イリアン・パイプス、ブズーキ、ハープシコード、バウロン、ギター。ボーカルのある曲もある。ハープシコード(チェンバロ)というのは珍しいかもしれない。これのせいで、フォークというより古楽な雰囲気の曲もあります。 メンバーのドーナル・ラニーが日本のソウル・フラワー・ユニオンの伊丹英子と結婚(かなり年の差婚のはず)していたと知ったのは、いつだったか忘れた。

Spriggan (スプリガン)

2014年9月21日(日)、「珍しいキノコ舞踊団」を一度見てみようとパルテノン多摩に行ったんですが、そのイベント( 多摩1キロフェス2014 )でたまたまアイリッシュ・フォークの路上ライブをやってました。 その二人組の名前が Spriggan です。確かフィドルとアイリッシュ・フルートかホイッスル(もしくは両方)だったと思うのですが、初めてアイリッシュ・フォークを生で聴いたので印象に残りました。今となっては情報がほとんどなくて私にとっては謎のデュオですが、誰か知ってたらコメント下さい。 同じような 楽器 編成のデュオを探してもなかなか見つからずにいたところ、最近 Spotify で発見したのがこれ(Tommy Fitzharris and Dónal McCague) 。 覚えてないけど Spriggan もこんな感じだったかなー、と思いながら聴いてます。

楽器のこと

アイリッシュ・フォークとかでは、珍しい楽器がよく使われるので、一応なんとなく紹介。詳しいことは、ウィキペディアとかを見てね。 ウィキペディア(日本語):アイルランド音楽:楽器 ウィキペディア(英語):Instruments used in traditional Irish music フィドル (fiddle) バイオリンのことを英語でフィドルと言うらしい。知らんけど。 アイリッシュ・フルート (irish flute) 木製のフルート。普通のフルートが入っているバンドもある。 ホイッスル (whistle) リーコーダーみたいな笛。ティン・ホイッスル (tin whistle) とかロー・ホイッスル (low whistle) とか、種類があるらしい。 イリアン・パイプス (uilleann pipes) バグパイプの一種。肘でふいごを動かして袋にためた空気を使って演奏する。 ハープ (harp) オーケストラで使うハープより小さい。アイリッシュ・ハープ (irish harp) とかケルティック・ハープ (celtic harp) とか言う。ギネス・ビールのマークもハープ。 コンサーティーナ (concertina) 鍵盤じゃなくてボタンがついてるアコーディオンみたいなやつ。 ブズーキ (bouzouki) マンドリンみたいな弦楽器。もともとはギリシャの楽器らしい。 バウロン (bodhrán) でっかいタンバリンみたいな太鼓。ばちをペンみたいに持ってパタパタ叩く。 ハンマード・ダルシマー (hammered dulcimer) 中国の揚琴みたいなの。横に張った弦を両手に持ったばちでたたく。「ヨガ・ファイア」とか言いながら火を吐いたりはしない。 その他、ギターとかピアノとかアコーディオンとか、おなじみの楽器もよく使われます。

「とか」のこと

ジャンルの説明が難しいということについてもう少し。 なんでブログのタイトルがアイリッシュ・フォーク「とか」なのかというと、私にはアイルランドのフォークと別の地域のフォークの見分けがつかないからです。スコットランドの曲とアイルランドの曲の違いがわからない(言われてみればなんとなく違うような気がする、ぐらいの感じ)。 それなら、ジャンルとしては「フォーク」ということでいいような気がするけど、日本で「フォークが好きです」と言うと、「さだまさしとか吉田拓郎ですか?」という感じになってしまう。 アイリッシュ・トラッドとかアイルランド伝統音楽という言い方もあるみたいですが、よく聴いているのは現代的なアレンジが入っているものなので、なんか違うかなー。 こういうのもいいけど、 最近はこういうのもよく聴きます。 (でもドラムセットとかエレキギターが入ってる曲はあんまり聴かない) なので、雅楽と喜多郎が一緒くた、みたいになると思いますが、あしからず。 「ケルト音楽」と言われることもあるけど、スピリチュアルとかヒーリングというイメージがついて来るので、なんかしっくり来ないです。 テレビのBGMは結構アイリッシュ・フォークが流れてるけど、知らない人はあんまり気がつかないのでは。カンブリア宮殿とか、全然スピリチュアルでない番組でもしょっちゅう流れてる。 ゲーリック・ミュージックというのが(なんとなく)より正確っぽい気もするけど、そもそも「ゲール人て何?」という説明ができないし知らないのでダメでした。 (たぶん)ゲール語の歌。海藻の歌(笑)らしいけど、何言ってるのか全くわからないので、ぼーっとしながら聴けます。

はじめに

ちょっと、いい旋律が出て来てもすぐムズカシイふしになってしまうシンフォニーを、上品そうに、待ちどおしく聞いている奴等は、勉強でもするつもりでミュージックを聞いているらしい。音楽には芸術家の思想があるなんて言うけど、ミュージックに深刻な思想など盛り込まれたら楽しくない筈だ。 (深沢七郎『東京のプリンスたち』) クラシックは好きだったけれど、ここに書いてあるような不満はいつも感じていて、「ひたすらいいメロディーを聞いていたい」(「そばにつゆをいっぱいつけて食いたい」というのと似てるかも)という欲求に答えてくれる音楽を長い間探していたんですが、数年前、これにぴったりの音楽を見つけました。 それがどんなジャンルなのかを説明するのが難しいのですが、具体的にはSpotifyのプレイリストの Irish Folk にあるような曲なので、「アイリッシュ・フォーク」ということでいいのかなー、と思っています。